鋼管圧入工法は、地盤調査及び建物レベル調査の結果に基づき、建物の重さを反力にして短い鋼管杭を支持地盤までジャッキを使って圧入しながら溶接で繋ぎ、建物を支持させレベルを修正する工法です。
鋼管杭圧入工法の長所
建物の沈下レベルを修正するだけではなく、再沈下も防止する工法です。仮住まいなどの必要がなく、お住まいながらにして工事ができます。
薬液注入工法は、地盤調査及び現地状況に基づき土の隙間に対しセメントミルクを圧送ポンプで充填圧入する工法です。
注入状況の確認
各孔における充填の完了は下図のように確認を行います。また時間を置きセメントミルク溜りに吸収が認められる場合は、再度注入管を設置し、充填を実施します。予定量に達しても下記の状況が認められない場合、協議の上、注入の継続について決定します。